元素記号
今日は運良くナガヅカと言う名前の体長80cmにもなる魚の孵化を見る事が出来ました。
オスは複数の雌の卵塊を40日〜50日ほど卵保護すると孵化が始まります。
今年は当たり年で各所で卵保護する姿が見られています。
孵化の促し方はオーソドックスに尾びれでパタパタやりますがすごく激しいわけではありません。
じっくり時間をかけて孵化が進みます。
孵化が進むと卵塊は剥離しやすくなり孵化を待たずして親元を離れる卵塊も出てきます。
孵化する稚魚の行く手にはガヤ(エゾメバル)が待ち構えどんどん喰いつくしていきます。
これも自然の摂理ではありますが追い払わずにはいられません。

浮遊しながらも孵化を進める卵塊はまるで元素記号のようにも見えます。